◈ 実写整備品 Agfaスーパージレッテ アポター45mmf2.8付

1955年製Agfa Super Silette/Silette／Color-Apotar45mmf2.8付の出品です。 　スーパージレッテは、この時期のドイツ製カメラと比べ、レンズの出っ張りが抑えられておりコンパクトです。巻き上げもレバー式になり使い易くなりました。 ただし、レバーがボディと同じ面になっているため、引き出し辛いのが難点な所です。 距離計のファインダーは、アンバーと距離計部をグリーンに着色され二重像を目立たせてあります。フォーカスは比較的合わせやすいカメラです。 「カメラの状態」 経年使用によるスレやキズがあります。光学系にはレンズを含め取り切れないチリや拭き傷が残りました。実写には影響がなく通常の撮影では 問題ありません。 二重像合致はクリアーでフォーカス合わせは正常です。各速シャッターも低速を含め問題ありません。絞り羽のオイルにじみは有りません。 セルフタイマー及びXシンクロ同調を確認しました。 光漏れなどの不具合は有りません。何れも実写確認済みです。 「注意点」 巻き上げレバー操作に難点が有ります。人差し指でレバー予備角を引っ張り出して巻き上げてください。 ・ジレッテシリーズはフイルム実装で巻き上げや巻き戻しが重くなります。無理な操作はパーフォレーション破損やコマ飛びの遠因になります。 ・シャッターショックが少なく作動音は静かで低速を含め快調に動作しておりますが、低温時における動作保証は有りません。 ・1950年から60年代の大衆機は、ドイツのカメラ店でもあまり在庫を持っていなく流通が少ないため市場に出にくくなっています。ライカやコンタックスなどの高級機だけが流通しているのは事実ですが、大衆機でも楽しみたいクラカメファン層には厳しい状況です。 この頃のドイツ製カメラは、動作感が華奢なので丁寧に使って頂ければと思っています。 「作例写真」 磐越西線ばんえつ物語号の下りを及川駅先の陸橋から狙いました。連写できるかのテスト撮影ですが、3コマ程度は撮れそうです。 　本機は実用機でコレクター向けの美品ではございません。僭越ではございますが、細部にこだわる方は専門店での購入をおススメします。 日本語によるお取引のみで現状販売As is sale品です。 撮影を含め保証はございません。プロフィールを確認くださいますようお願いいたします。